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「マルチアセットバブルの崩壊が来るぞ」と警告。

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アメリカ合衆国の株式市場が過去最高を記録していますが、資産運用会社『GMO』の創設者ジェレミー・グランサム(Jeremy Grantham)さんが「人類史上最長の強気相場が終わりに近付いてる」と警告しました。2021年07月06日『China Business News』のインタビューに答えてのことです。

このグランサムさんは「バリュー投資の第一人者」として知られています。

人類市場最長の強気相場の終わりを「壮大なマルチアセットバブルの崩壊」としています。つまり、株式にかかわらず、多くの資産(asset)バブルが同時に崩壊するというのです。

その崩壊の兆しについて、グランサムさんは1929年1972年2000年のバブル崩壊の際に見られた「市場が上昇しているのに、高ボラティリティ株がアンダーパフォームする」が発生しており、「私たちは今同じ経験をしている」と指摘しました。

例えば韓国株式市場でいうと、KOSPI(韓国総合株価指数)はずんずん上昇してきたのに、最もボラティリティーが高いはずの国民株『サムスン電子』はKOSPIの上昇ほどパフォーマンスは良くありません。

上掲は、『サムスン電子』のチャート(ローソク足)にKOSPI200のチャート(バー)を重ねてみたものですが、『サムスン電子』の株価は明らかにアンダーパフォームです(チャートは『Investing.com』より引用)。

グランサムさんは「合衆国株にバブルが発生するだけでなく、世界の債券価格は歴史的な高値にあり、重要な市場の住宅価格は記録的な上昇を見せ、商品価格は高騰、多くの主要な種類の資産が同時にバブルを生み出しており、マルチバブルアセット崩壊となると状況は厳しい」と指摘。

「投資家が自信を強めることができれば問題は大きくならないが、市場が落胆し、資産価格が下落しする限り史上最長のコールに直面する可能性がある。最も深いコールバックだ」とのこと。

先にご紹介したことがありますが、音楽が鳴り止むのは薄々分かっていながらも踊っているような状態といえるかもしれません。イス取りゲームみたいです。チャン♪チャカチャ……と音楽が止まったら一斉にわっと座る。みんな逃げ遅れたくはありませんが、音楽が鳴っている間は踊らないといけないのです。

非常に悲観的な予測についてご紹介しましたが、一つ付け加えなければなりません。このグランサムさんは「もうダメだよ」とよく言う方なのです。また、金融業界は「なんとか危機」が好きです。

(吉田ハンチング@dcp)

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