韓国造船「船舶発注量の60%」をかき集める!

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韓国造船業界が世界的に船舶の発注をかき集めています。『クラークソン・リサーチ』のリポートによれば、2020年11月韓国の造船会社は世界の船舶発注量の60%を占めたとのこと。本件を報じた韓国メディア『亜州経済』からデータの一部を引用します。

2020年11月
世界船舶発注量:164万CGT
韓国:99万CGT24隻/60%
中国:60万CGT24隻/37%
ベトナム:5万CGT8隻/3%

2020年の累計で見ると以下になります。

2020年01-11月累計
世界船舶発注量:1,447万CGT
中国:667万CGT298隻/46%
韓国:502万CGT137隻/35%
日本:118万CGT78隻/8%

韓国が中国を猛追しており、同記事では、

(前略)
地域別に見ると、韓国だけが唯一、受注残量が増加した

11月末の全世界の受注残量は前月比小幅(3万CGT)増加した6,784万CGTを記録した。 国別では日本24万CGT、中国6万CGT減少した反面、韓国は唯一、42万CGT増えた
(後略)

と「韓国だけが」の部分を強調しています。問題はこれだけかき集めても韓国の造船業は斜陽産業で、非常に危うい状況にあるということです。

韓国「造船業」は本当に世界的な産業なのか? 業績や先行きは……
「造船業」は韓国の基幹産業とされています。韓国の造船業は1990年代後半に低コストを売りに急成長し、それまでトップだった日本を抜き世界一になりました。現在も韓国は世界トップクラスの受注量を誇りますが、2020年の上半期はかなり苦しい状況に陥...

⇒参照・引用元:『亜州経済』「韓国造船業、中国抜いて5ヵ月連続の受注1位…世界の発注量60%占め」

(吉田ハンチング@dcp)

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