雇用年金基金の枯渇が懸念されている韓国ですが、求職給付(失業給付:日本でいういわゆる「失業保険」)の新規申請者が増加に転じたというイヤな話が韓国の雇用労働部から出ました。
2020年12月14日公表データによると、以下のとおり失業給付の金額は11月には「9,138億ウォン」で、2カ月連続で減少はしています。
ところが、失業給付の新規申請者自体の直近3カ月を見てみると以下のようになります。
失業給付の新規申請者
09月:9万9,000人
10月:8万8,000人
11月:9万人
09月:9万9,000人
10月:8万8,000人
11月:9万人
つまり、また失業給付が増加に転じるかもしれない、というわけです。
日本でもコロナの第○波が……という話になっていますが、韓国は民間の医療資源が日本より限られている分、事態はより深刻で、決して実体経済が良くなっているわけではないのです。
(吉田ハンチング@dcp)