2020年12月16日、アメリカ合衆国の財務省は「Macroeconomic and Foreign Exchange Policies of Major Trading Partners of the United States」(合衆国の主要貿易相手国のマクロ経済と為替政策)というリポートを公表し、この中でスイスとベトナムを為替操作国と認定しました。
為替操作国となると、合衆国に通貨の切り上げを直談判され関税を課せられるなどの不利益を被ります。為替操作国とされるのは以下の3つの条件を満たしている場合です。
①合衆国に対する貿易黒字が200億ドル以上である
②経常黒字がGDP比2%以上の国である
③一方的な為替介入による外貨の購入を1年間で6カ月以上繰り返して行い、その金額がGDPの2%以上である
②経常黒字がGDP比2%以上の国である
③一方的な為替介入による外貨の購入を1年間で6カ月以上繰り返して行い、その金額がGDPの2%以上である
上記のうち2つを満たすと「監視リスト」入りです。ちなみに韓国は①②に引っ掛かるので「為替操作監視国」です。日本もですけどね。
(吉田ハンチング@dcp)