2020年は韓国『サムスン電子』にとって厄年だったのかもしれません。
2020年10月25日、立志伝中の人物であった『サムスン電子』李健熙(イ・ゴンヒ)会長が亡くなりました。
健熙さんの息子で、現在『サムスン電子』を率いている李在鎔(イ・ジェヨン)副会長もひどい目に遭っています。
朴槿恵(パク・クネ)大統領時代に、崔順実(チェ・スンシル)さんが不当に国政に関与し、企業グループからお金をもらったという疑惑があり、その追及が続いています。いわゆる「崔順実ゲート」「国政壟(ろう)断事件」についてです。
李副会長はこれに引っ掛かってギュウギュウやられているのですが、2020年12月30日、ソウル高裁で李副会長についての差し戻し審の公判がありました。この審理で検察はなんと以下のように求刑しました。
懲役9年求刑
李在鎔副会長
李在鎔副会長
懲役5年求刑
朴商鎮(パク・サンジン)元サムスン電子社長
張忠基(チャン・チュンギ)元未来戦略室次長
崔志成(チェ・ジソン)元未来戦略室長
韓国の司法は大企業について厳しい判断を下す傾向にありますが、副会長がもし実刑になったりすると『サムスン電子』はピンチです。
(吉田ハンチング@dcp)