韓国政府の債務「813兆ウォン」の内訳を確認。外平債はいくらある?

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韓国中央政府の債務」が2020年10月末時点で「812.9兆ウォン」に達しています。その内訳を見てみましょう。以下になります。

2020年10月末
国債:809.5兆ウォン
借入金:3.2兆ウォン

足し算しても合いませんがママ

で、この「809.5兆ウォン」の内訳は以下です。

国債の内訳
国庫債券:721.6兆ウォン(対前年同期比:110.1兆ウォン増加
国民住宅債券:78.1兆ウォン(対前年同期比:1.7兆ウォン増加
外平債券(外貨建て):9.8兆ウォン(対前年同期比:1.5兆ウォン増加
小計:809.5兆ウォン(対前年同期比:113.3兆ウォン増加

国庫債券」というのはそのまま「国債」のことです。「国民住宅債券」というのは「国民住宅基金」の原資となるように発行された債券。「外平債券」は、おなじみの「外国為替平衡基金債券」です。為替介入用の原資を入手するために外貨建てで発行されます。

中央政府の負債はこのように膨らんできています。

先に韓国の総負債5,000兆ウォン(2019年末時点:正確には4,916兆ウォン)に達するとご紹介した際には、そのうちの国家負債「2,198兆ウォン」は以下のような内訳でした。

中央政府債務・地方政府債務:728兆8,000億ウォン
公共機関債務:525兆1,000億ウォン
公務員・軍人など年金引当金:944兆2,000億ウォン
小計:2,198兆1,000億ウォン

で、今回のデータによれば中央政府の負債だけで「812.9兆ウォン」まできているのです。2020年末、韓国の総負債(国家負債・企業負債・家計負債の合計)がどこまで膨らむのか、これはかなりの見物です。

⇒引用元:『韓国 企画財政部』「月刊財政動向2020年12月号」

(吉田ハンチング@dcp)

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