韓国企業が巨額投入した米『ニコラ』大惨敗の現状

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久しぶりのアメリカ合衆国のスタートアップ企業『Nikola Motors(ニコラ)』の話です。同社は水素トラックを製造するとして名を上げた企業ですが、「水素貯蔵技術も何もない」「これは詐欺だ」と空売り集団『ヒンデンブルグ・リサーチ』に暴露されました。


↑「Nikola ONE」PHOTO(C)『Nikola』

先にご紹介したとおり、「水素製造/インフラストラクチャーのディレクター」に着任した人物がただの「舗装工」だった、水素トラックが自力走行しているとした動画は坂道を下っていただけだった、などが指摘されました。

この「ヒンデンブルグ・リポート」が真実を言い当てていたことが分かり、同社の株価は暴落しました。以下をご覧ください。

上掲は日足チャートですが、一時は高値「54.49ドル」までいった株価は「15.26ドル」となっています(2020年12月31日)。

で、この株価低迷には韓国企業『ハンファソリューション』もがっかりなのです。この詐欺とされた『ニコラ』に投資を行ない、一時は「株価の評価が7倍となった!ジャックポットだ!」などと喜んでいたからです。

しかも、『ニコラ』への投資を主導したのは、『ハンファ』グループ会長の長男キム・ドンカンさんでした。御曹司の大失敗だけに誰も非難できない事態となっています。

『ニコラ』が本当の成果を挙げて、株価が上がるといいですね。

燃料自動車メーカー『ニコラ』が詐欺だと騒然!弟は「水素の専門家」じゃなく「舗装工事の職人」だった
もうご存じの方も多いでしょうが、電気自動車メーカー『テスラ』のライバルといわれた、燃料電池トラックメーカー『ニコラ』(Nikola)が詐欺案件だったとして、アメリカ合衆国ナスダック市場で同社の株価が暴落しました。↑『Nikola』の燃料電池...

(吉田ハンチング@dcp)

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