2021年01月13日、韓国の統計庁は「2020年12月と年間の雇用動向」を公表しました。韓国では「失業大乱」が深刻になっています。
まず失業率が4.1%(前年同月比:0.7%上昇)となりました。若年層の失業率は「8.1%」(前年同月比:0.8%上昇)です。
注目していただきたいのは「非自発的失業者」の数です。非自発的失業者というのは、自ら進んで失業者になったのではなく、会社の廃業・人員整理などやむにやまれぬ事情で失業者になったという意味です。
2021年12月末
非自発的失業者:219万6,000人
(対前年比:48.9%増加)
非自発的失業者:219万6,000人
(対前年比:48.9%増加)
非自発的失業者数が200万人を突破しました。2049年が「147万5,000人」だったので約50%も増加しています。2000年以降で最高の数字となっています。
失業事由別では、
臨時的・季節的な仕事が終了した:110万5,000人
仕事がない・経営不振:48万5,000人
名誉(希望)退職・早期退職・リストラ:34万7,000人
会社の休業・廃業:25万9,000人
仕事がない・経営不振:48万5,000人
名誉(希望)退職・早期退職・リストラ:34万7,000人
会社の休業・廃業:25万9,000人
が多い順です。
非自発的失業者の辞めた会社規模
従業員数1~4人:44.5%
従業員数5~9人:20.8%
従業員数1~4人:44.5%
従業員数5~9人:20.8%
ですから、やはりこの不景気の影響は中小零細企業の方が大きいことが分かります。日本ではあまり報道されませんが、韓国の景気はとても悪いのです。
⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2020年12月と年間の雇用動向」
(吉田ハンチング@dcp)