韓国メディアでは「2021年01月に輸出回復」という惹句が踊っていますが、これは2020年のコロナ禍の時よりましになった、という意味で例年並に回復したわけではありません。
では、韓国企業自身は輸出が例年並に戻るのはいつになると考えているのでしょうか?
韓国の経団連と呼ばれる『全国経済人連合会』が主要な輸出企業686社に行ったアンケート調査の結果によれば以下のようになっています。
コロナによる影響が緩和される時期
2021年下半期:49.0%
2022年上半期:30.4%
2022年下半期:11.8%
2023年以降:5.9%
2021年下半期:49.0%
2022年上半期:30.4%
2022年下半期:11.8%
2023年以降:5.9%
今年の上半期との回答は見当たりません。このことから韓国経済の本格的な回復は少なくとも上半期は見込めないと考えられます。また、コロナの再拡散が懸念されているので、これによっては回復がさらに遅れるでしょう。
⇒参照・引用元:『全国経済人連合会』「今年の輸出増加するが、例年レベルの回復は容易ではない見通し」
(吉田ハンチング@dcp)