中国の世界最大手「太陽光発電関連企業」デフォルト!

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世界的に有名な太陽光発電関連の中国企業『GCL-Poly Energy Holdings Limited.』がデフォルトを起こしました。

2021年02月01日、同社は香港証券取引所に「01月30日に満期を迎える金利7.1%の3年債が償還できない」旨の文書を提出。「クロス・デフォルトにより会社の事業および財政状態に『重大な悪影響』をもたらすとしています。

「クロス・デフォルト」とは、「債務者が一つでもデフォルトを起こしたら、他の債務についてもデフォルトしたとみなす」という意味です。この条項が盛り込まれている他の債券も自動的にデフォルトとなります。

同社は、「ソーラー産業向けの多結晶シリコンとウエハの製造・販売、ソーラー・ファームの開発・建設・管理・運営」を事業としています。世界最大の太陽光発電用ウエハ、ポリシリコンの生産・供給を行う企業として知られ、習近平総書記が「2060年にカーボン・ニュートラルを達成」と述べて以来、株価も急騰していました。

2020年12月23日の声明によれば「06月30日時点での負債は65億人民元」(約1,057億円)です。

また、同社は『Golden Concord Group Limited』のグループ企業ですが、この親会社の経営状態も全く良くありません。2020年06月30日時点で「債務総額:420億ドル」(約4兆4,134億円)とされており、危ないことこの上ないのです。

中国企業はうわべばかりで中身はロクなものではありません。

(吉田ハンチング@dcp)

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