現在。韓国株式市場において全銘柄の空売り禁止措置が取られていますが、これの期限が03月15日までのはずでした。また、金融当局のこれ以上は空売り禁止措置を延長しないとしていたのですが、これをひっくり返しました。
2021年02月03日、韓国の金融委員会は「空売り全面禁止措置をさらに1カ月半延長する」と発表。ただし、05月03日から「KOSPI200」「KOSDAQ150」を構成する一部150銘柄については空売りを解禁するとしました。
『サムスン電子』『セルトリオン』などの大型人気株は空売り可能になりますが、2,037銘柄については期限を決めず空売り禁止措置が続行されます。
先にご紹介したとおり、そろそろ世界的に株式市場は調整局面に入るのではないかとささやかれ、首すじも寒くなってきております。05月03日の未来に株価がどんなふうになっているのか、全く予測もできませんが、もしこの時に調整局面が訪れたら、大型株に空売りが集中する可能性があります。
その際には、慌ててまた「明日から空売り禁止だ!」と言い出すのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)