韓国「新聞の部数操作は犯罪だ」と次期大統領候補

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有力な韓国次期大統領候補とされる李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事から興味深い発言を行い、韓国メディア『韓国経済』で報じられました。

新聞の部数が公表数字と異なっている。改ざんされており、これは犯罪なので捜査しなければならない

というのです。『韓国経済』から一部を以下に引用します。

(前略)
強制調査を通しても協会新聞社間での共謀があったのかどうかを明らかにし、責任を問わなければならない」と主張した。

「部数操作はメディア市場の秩序歪みを生むことはもちろん、国民の血税を盗む犯罪

⇒参照・引用元:『韓国経済』「イ・ジェミョン『新聞社部数操作、犯罪…強制捜査で責任を問わなければならい』」

なぜ「血税を盗む行為」になるかというと、

「『ABC協会』が公表する部数は数百、数千億に至るさまざまな政府補助金と広告出稿の基準になる」

からとしています。

ABCとは「Audit Bureau of Circulations」の略で「流通監査局」といった意味で、『ABC協会』は新聞・雑誌などの発行部数を公表しています。日本にも『日本ABC協会』があります。

同協会の公表するデータは、クライアントが広告を出稿する際に参照するため、部数が大きい方が得になります。そのため李知事は上掲のように指摘しているのです。ただ犯罪に当たるかどうかは分かりません。

韓国でも新聞の部数に関して疑念が持たれているというのは興味深いことです。

(吉田ハンチング@dcp)

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