韓国『アシアナ航空』2021年第1四半期も赤字!『大韓航空』との合併まで持つのか

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航空会社は世界的にどこも経営が苦しい、という話です。韓国でも全く苦境を脱してはいません。

2021年05月17日、韓国『アシアナ航空』が2021年第1四半期の業績を公表したのですが以下のような結果でした。

総売上:7,835億ウォン(約752.1億円)
営業利益:-112億ウォン(約-10.8億円)
当期純利益:-2,304億ウォン(約-221.2億円)

このように「営業損失:約10.8億円」「純損失:約221.2億円」という赤字となりました。

もっとも前年同期が以下のような有り様でしたのでずいぶん改善されてはいます。

2020年第1四半期
総売上:1兆1,295億ウォン(約1,084.3億円)
営業利益:-2,082億ウォン(約-199.9億円)
当期純利益:-5,490億ウォン(約-527.0億円)

何度もご紹介していますが、『アシアナ航空』は『大韓航空』との合併が決まっていますが、合併がなるまでは自力で走り続けるしかありません。

合併まではまだ時間がかかるため、キャッシュがショートする可能性もあります。債権団の主力は国策銀行『産業銀行』と『輸出入銀行』ですが、同行がさらに資金を投入しなければならない事態も十分に考えられるのです。

国策銀行の皆さんは「いつまで続くぬかるみぞ」といった心境ではないでしょうか。

航空産業の業績は回復するのか?

航空会社の業績がコロナ前に戻るかという話ですが、これはけっこう苦しいものになるのではないでしょうか。観光客は戻るかもしれませんが、コロナ禍の中「リモートでいいじゃん」という認識が広がっているため、企業の出張が減ることが想定されるからです。

(吉田ハンチング@dcp)

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