冒頭でお断りしておきますが、筆者が言っているのではありません。
韓国『共に民主党』党首・李在明(イ・ジェミョン)さんの腰巾着が国会の委員会で実際に述べた言葉です。
日本ではほとんど報じられませんが、韓国の異常性を伝えるものなので、まず韓国メディア『東亜日報』の記事から以下に一部を引きます。
↑鄭清来(チョン・チョンレ)さんというのはこの人物です。国会法制司法委員長を務めています。法制司法委員会の長が「尹錫悦は裁判所で内乱罪により死刑を宣告されるだろう。あまり心配しなくてもいい」と述べました。
鄭清来(チョン・チョンレ)国会法制司法委員長が会議中断を宣言
(中略)
発端は、『共に民主党』のソ・ヨンギョ議員が、キム・ジョンウォン憲法裁判所事務局長に質問する中で、
「内乱罪による死刑、あるいは無期懲役などの判断は憲法裁判所ではなく裁判所が行うものだ。それなのに、この件をあれこれ言う『国民の力』や保守、極右勢力はすべて内乱行為に同調している」
と主張したことだ。
この発言に対して、国民の力議員らが「ソ議員は虚偽の事実を述べている」と反発し、発言を求めましたが、鄭清来(チョン・チョンレ)委員長はこれを拒否した。
その上で、「『国民の力』の委員たちが『なぜ憲法裁判所に提出した弾劾訴追理由から内乱罪を除いたのか』と言うのは、『内乱罪を適用して早く尹錫悦を死刑または無期懲役に処せ』というような印象を与える」と述べた。
鄭清来(チョン・チョンレ)委員長は、
「憲法裁判所は憲法裁判を行い、裁判所は内乱罪について刑事裁判を行うものだ。尹錫悦は裁判所で内乱罪により死刑を宣告されるだろう。あまり心配しなくてもいい」
とも発言しました。
これは、弾劾審理で内乱罪が取り扱われなくても刑事裁判で有罪判決が下る可能性があるとの見解です。現行刑法では、内乱の首謀者には死刑、無期懲役、または無期禁固刑を科すと規定されています。
『共に民主党』所属で検察出身のイ・ソンユン議員も、尹大統領に対する逮捕状の適法性を巡って与野党議員の口論が激化する中、
「尹錫悦は死刑になるだろう。死刑だ」
と発言しました。
さらにイ議員は、呉東雲(オ·ドンウン)高位公職者犯罪捜査処(公捜処)処長に対して「尹錫悦に手錠をかけて連れて来るまで、最後までやり遂げなければならない。何日間かかろうが胸に銃弾を受けてもやるべきだ」
と強く要求しました。
(後略)
この鄭清来(チョン・チョンレ)さんというのは李在明(イ・ジェミョン)腰巾着の1人です。よりによって法制司法委員会の場長が、国会の委員会でいまだに審理結果が出てもいないのに「死刑だ」などと口走るのです。
しかもそれを「おかしい」と感じている様子もありません。
韓国はかくのごとく異常な国です。
↑委員会が紛糾し、退席する鄭清来(チョン・チョンレ)。
韓国で現在行われているのは「素晴らしい民主主義」の発露などではありません。ただの政争です。しかも政敵を「死刑」などと言い、平気な国会議員が行っています。
(吉田ハンチング@dcp)