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韓国「また“中国使節の横暴”に泣かされた」

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韓国は中国を恐れていますが、これは歴史の積み重ねがあってのことで仕方ありません。日本が朝鮮を併合し、中国の影響下から切り離すまでは事実上、中国の属国扱いだったからです。

一応独立国のていをとっていましたが、朝貢を行い、中国からの保護を求めてきました。現在も中国が韓国をあからさまに下に見るのは、歴史からきています。


↑1923年版とされる「国恥地図」。赤い部分が「中国から奪われた」とする土地。朝鮮半島も入っています。

先に少しだけご紹介したことがありますが、中国の「国恥地図」には「朝鮮半島が奪われた」、これは国の恥の一つ――となっています。

中国からすると、いまだに朝鮮半島、それに含まれる韓国は格下の存在であり、「中国の言うことをきいて当然」と考えているのです。そのため、邢海明(シン・ハイミン)中韓中国大使が最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首を呼びつけて説教――といった事態が起こります。

いい気なものですが、韓国からは「邢海明(シン・ハイミン)は袁世凱のようなヤツだ」という声が上がりました。無理もありませんが、見逃してはならないのは、現在の世界情勢は「清末期」みたいになっていることです。

韓国メディア『デジタルタイム』が「中国使節の横暴」について記事を出しており、最後のブロックを以下に引用してみます。

(前略)
袁世凱、楊鎬、毛文龍のような中国使節は中国の利益だけを代弁しながら、属国である朝鮮を保護するという名目で権限を乱用し、私利私欲を貪った。

さらに悪いのは、国の運命よりも自分の王権の保護だけに執着し、過度に謙虚な姿勢で一貫した高宗、宣祖、安仁のような王であり、出世のために堂々と対処できず、 幇助した朝鮮の代官たちだった。

国と民衆の犠牲の上で政治的利益を追求する利己的な政治家たちが中国使節の横暴をもたらし、その被害は国と民衆がそのまま被った。

過去の歴史の過ちにも反省できない行為が今も繰り返されるのではないかと心配だ。

⇒参照・引用元:『デジタルタイム』「[정병석 칼럼] 중국 외교사절의 오만과 그 역사」

この文脈ですと、邢海明(シン・ハイミン)中国大使が私利私欲を貪っているように読めてしまいますが、それは分かりません。しかし、歴史からいえば、中国外交使節の横暴は、朝鮮内部の呼応する(阿る)勢力と一緒になって被害を大きくしました。

韓国・李在明(イ・ジェミョン)党首の中国への事大行為は、褒められたものではありません。

「朝鮮の喪失」は中国の国恥だが取り返したくない「中国人にとって朝鮮半島は素質不好」
中国は国際法を守らず、南シナ海に勝手に九段線なるものを引いて古来から中国の領海であるなどとうそぶいています。中国はかつてあった国の恥をそそぐとしており、明・清の時代に(自分たちが)領土・領海である(とみなしていた)場所を現在の国際法を無視し...

(吉田ハンチング@dcp)

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