韓国政府の借金の話など聞き飽きたかもしれませんが、企画財政部から最新の予測が出ましたのでご紹介します※。以下は、2020年の第4次補正予算を組んだ時点から2023年までの国家債務の推移予測です。
2020年第4次補正予算段階
846兆9,000億ウォン(約81兆3,024億円)
846兆9,000億ウォン(約81兆3,024億円)
2021年第1次補正予算段階
965兆9,000億ウォン(約92兆7,264億円)
2022年
1,091兆2,000億ウォン(約104兆7,552億円)
2023年
1,217兆1,000億ウォン(約116兆8,416億円)
2024年
1,347兆8,000億ウォン(約129兆3,888億円)
2020年の第4次補正予算を組んでから(09月22日成立)、2021年の第1次補正予算まで半年余り。この半年で「119兆ウォン」(約11兆4,240億円)も借金が増加しています。
グラフにすると上掲のような「なんだこりゃ」という右肩上がりになります。
2020年 ⇒ 2021年:119.0兆ウォン増加
2021年 ⇒ 2022年:125.3兆ウォン増加
2022年 ⇒ 2023年:125.9兆ウォン増加
2021年 ⇒ 2022年:130.7兆ウォン増加
2021年 ⇒ 2022年:125.3兆ウォン増加
2022年 ⇒ 2023年:125.9兆ウォン増加
2021年 ⇒ 2022年:130.7兆ウォン増加
しかも増加額は年を追うごとに増えていくのです。
韓国政府は下半期で出金を抑えるつもりかもしれませんが、そのときに景気が回復していなければまたバラまきを始める可能性があります。また、まずいことに次期大統領選挙への助走が開始されますので、加徳島新国際空港のように無茶なばらまきを公約にする候補が現われるでしょう。
世界的な金融緩和が終わり、金利が上昇し始めるときに韓国に危機が訪れるでしょう。それほど遠くないかもしれません。
※「韓国国会に提出された資料」を基にした韓国メディア『毎日経済』報道から数字を引きました。
(吉田ハンチング@dcp)