韓国の自動車産業は弱体化を続けていますが、その中でも勝ち組と負け組が明確に分かれました。『現代自動車』『起亜自動車』は生存できそうですが、『韓国GM』『ルノーサムスン』『双竜自動車』は負け組といえます。
負け組のうち『ルノーサムスン』は、親会社の『ルノー』から生産性を向上させなければ撤退する(表現としては「新しい方法を見つける」)と最後通牒を突きつけられています。
なにせルノーが持つ工場19のうち、韓国工場は生産性が17位です。
『ルノーサムスン』は「早期希望退職者募集」を行い、コスト削減に励んでいるのですが、これでは足らず、
・交代制による無給休職の実施
・週4日勤務制の実施
・週4日勤務制の実施
を提示しました。実施期間は2021年03月15日~05月31日です。
また、経営サイドは韓国内にある11の事業所のうち6つのシャットダウンを計画しています。
まだ決まりではなく、労働組合との協議中とのことですが、『ルノーサムスン』がかなり厳しい状況に置かれていることがうかがえます。
(吉田ハンチング@dcp)