韓国では空前の株式投資ブームですが、資金は株式だけではなく「ビットコイン」などの暗号資産にも向かっています。2021年03月14日に韓国でエポックメイキングなデータが出ました。
『CoinMarketCap(コイン・マーケット・キャップ)』によると、14日午前03時に暗号資産の取引総額が「16兆6,947億ウォン」(約1兆6,027億円)を記録しました。
2021年03月に入ってからのKOSPIの1日平均の取引額が「16兆459億ウォン」(約1兆5,404億円)、KOSDAQの1日平均取引額が「11兆4,126億ウォン」(約1兆956億円)ですから、暗号資産の取り引きはこの両方を抜きました。
先にご紹介したように、株式投資家の預託金はこの2カ月余りで減少傾向にあったのですが(株式はそろそろ……と考える投資家が増加したことを示しています)、暗号資産に向かうお金は増加しています。暗号資産の急上昇に乗る韓国の投資家が増えているのです。
古い言葉ですが、韓国ではいわゆるマネーブームです。これで資産価値が下がると阿鼻叫喚になるので、ぜひご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)