これも定点観測です。2021年04月05日、『韓国銀行』が03月末時点での外貨準備高を公表しました。以下です。
外貨準備高:4,461億ドル(約49兆3,520億円)※1
(前月比:14億ドル減少)
<<内訳>>
⇒Securities 4,059億ドル(約44兆9,047億円)
(証券類)
前月比:37億ドル減少
⇒Deposits 273億ドル(約3兆202億円)
(預金)
前月比:25億ドル増加
⇒SDRs 35億ドル(約3,872億円)
(IMFのSDR(特別引出権))
前月比:1億ドル減少
⇒IMF position 46億ドル(約5,089億円)
(IMFリザーブポジション)
前月比:2億ドル減少
⇒Gold 48億ドル(約5,310億円)
(金)
前月比:増減なし
※1円換算は2021年04月05日「1ドル=110.63円」のレートで算出
前月に比べて全体で14億ドル減少していますが、Securities(証券類)が37億ドル減少し、Deposits(預金)が25億ドル増加などしたことの差し引きです。
『韓国銀行』はこの減少について、
合衆国ドル高による、その他の通貨の外貨資産のドル換算額減少などに起因
と説明しています。毎度おなじみですが、ドル高によって、ドル以外外貨資産のドル換算額が減ったからというわけです。公表データはこうなっています。
(吉田ハンチング@dcp)