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韓国すでに「外国への債務186億ドル」増やした

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大変に興味深いデータが出ました。

これも定点観測の一つですが、『韓国銀行』が「2021年3月の国際金融・為替市場の動向」を公表したので、外国人投資家の資金動向を見てみましょう。

2021年03月
株式:-25.8億ドル(約-2,821億円)
債券:83.6億ドル(約9,140億円)
小計:57.7億ドル(約6,308億円)

株式市場では「25.8億ドルの純流失」、債券市場では「57.7億ドルの純流入」となりました。

流入・流出の差し引きで「57.7億ドル」の資金流入です。

『韓国銀行』のプレスリリースでは、

債券は2月に続き公的資金を中心に大幅流入

となっております。

何度もご紹介していますが、外国人投資家が債券市場に資金を投じているということは、資金が入って良いことではありますが、外国からの借金に他なりません。

債券というのは、発行者が購入者に定期的に利子を支払い、満期が来たら元本も返済するものだからです。

『韓国銀行』は「大幅流入」としています。しかも「公的資金」なので、政府などの公債による借金が増加しているといっているわけです。

どのくらい増加しているか、以下の2021年の累計をご覧ください。

2021年01~03月
韓国債券市場・外国人投資家動向(収支)
01月:13.2億ドル
02月:89.9億ドル
03月:83.5億ドル
小計:186.6億ドル

186.6億ドル」(約2兆401億円)も資金流入です。前記のとおりこれは借金であり、債務です。

2020年は通年で(外国からの)「217.1億ドルの資金流入」(約2兆3,735億円の流入)でした。

2021年はわずか3カ月で前年の「86.0%」まできました。主に公的機関で外国からの借金をすごい勢いで増やしていると考えることが可能なのです。

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2021年3月の国際金融・為替市場の動向」

(吉田ハンチング@dcp)

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