2021年04月19日、あの韓国『全国経済人連合会』から面白いリポートが出ました。
韓国の製造業に携わる企業は、いったん海外に拠点を移したらほとんど韓国内には戻っては来ませんが、これに関わる話です。同会のリポートによれば、
2020年の海外に出ていった製造業の雇用:7.2万人
となっています。また、
2011~2020年の10年間の累積雇用流出:49.1万人
10年間での純流出資金:7.5兆ウォン(約7,275億円)
10年間での純流出資金:7.5兆ウォン(約7,275億円)
と見積もっており、元からいわれてきたことではありますが、製造業に携わる企業が海外に出ていく一方であるため、本来韓国内にあるべき雇用がどんどん失われております。
業種別に見ると、対外直接投資が多いのは、
半導体:2兆6,000億ウォン(約2,522億円)
電気機器:2兆3,000億ウォン(約2,231億円)
電気機器:2兆3,000億ウォン(約2,231億円)
の2業種です。
韓国政府の政策がそもそも悪いので企業が逃げ出しても当然!
韓国から海外に脱出する企業ばかりなのは、主に以下の2点によります。
①労働単価が高い
②政府に何をされるか分からない
②政府に何をされるか分からない
①の労働単価が高いのは、例の「最低賃金」をぐいぐい上げる政策も影響していますし、労働組合の力が強く、強訴されたりするので経営陣はたまったものではない、という話も一役買っています。
②は文在寅政権になってから甚だしいのですが、企業を締め付ける法律ばかりを立法して通しています。
このような韓国から企業が逃げ出すのはむしろ当然のこと。先にご紹介したとおり、製造業の国内回帰を!なんてお題目を唱えてみていますが、それに乗る企業はほとんどありません。
⇒参照・引用元:『全国経済人連合会』公式サイト「昨年製造業の雇用7.2万海外に流出」
(吉田ハンチング@dcp)