韓国「空売りの標的」となったのはバイオ株。6%の暴落を見た

広告
おススメ記事

昨日、2021年05月03日、韓国株式市場では一部空売りが解禁となりましたが、バイオ株が大きく空売りの対象となったことが注目されています。

具体的には『セルトリオン』です。以下をご覧ください。

『セルトリオン』は03日に「6.2%」も下落しました。5%を超えていますので一応「暴落」といってもいいでしょう。この日の『セルトリオン』取引金額のうち、「14.5%」が空売りだったのです。

グループ企業であるKOSDAQ上場の『セルトリオンヘルスケア』『セルトリオン製薬』もただではすみませんでした。

『セルトリオン』グループ企業は三つとも暴落です。これは、『セルトリオン』の株価が割高と判断されたためで、その歪みは空売り全面禁止の間に蓄積していたものと考えられます。

上掲のとおり、『セルトリオン』グループの株価はそもそも低調だったのですが市場はそれでも「まだ高い」と判断したわけです。

ちなみに、韓国メディアによると『セルトリオン』会長は「空売りとの戦争だ」と述べているそうです。これだけ売り込まれるとそう言いたくなる気持ちも分かりますが、企業としては粛々と業績を上げて市場の信頼を得るようにするしかありません。

実際、『サムスン電子』など業績を拡大している企業は空売りの影響はありませんでした。

韓国の著名バイオ企業『セルトリオン』の行く末にご期待ください。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました