韓国「脱原発」なのに「小型原子炉開発」を推進!矛盾する政策態度

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韓国の現文在寅政権は明確に脱原発で、月城1号機の廃炉、建設予定だった原発の白紙撤回などを推進してきました。

文大統領は2017年06月に「原発は安全でなく、安くもなく、環境に良いものでもない」と述べたことがあるのです。

その一方で海外での原子力発電所の建設にはいっちょがみしていこうという矛盾する態度を見せています。また、この明らかに相反する動きは、先の米韓首脳会議で「海外での原発建設をアメリカ合衆国・韓国の間で推進していこう」という協力が謳(うた)われたことで加速しています。

2021年06月08日、韓国の産業通商資源部ムン・スンウク長官は記者懇談会の席上、「今年の秋に小型原発開発のための予備妥当性調査を申請する」「グローバル競争で遅れをとらないように原発技術の競争力を守る」と発言。

政権の方向性と真逆の発言です。以下は、韓国原発産業の一角を担う『斗山重工業』の株価推移です。

「なんだこりゃ(笑)」というぐらい上昇しています。『斗山重工業』が2020年の飛びそうな状況から回復したのも大きいですが、文政権の風向きが変わったのを投資家の皆さんが目ざとく捉えたものと思われます。

(吉田ハンチング@dcp)

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