韓国の産業通商資源部から「05月の自動車産業の動向」が公表されました。03、04月と30万台を超えていたのに、ここにきて大ブレーキです。
2021年05月
国内自動車生産:25万6,272台(対前年同期比:10.9%増加)
国内自動車生産:25万6,272台(対前年同期比:10.9%増加)
だったのですが、対前年同期比が上昇しているのは、2020年はコロナ禍によって生産数が底までいった前年と比較しているからです。
直近3カ月の推移を見ると……。
2021年
03月:33万3,848台
04月:32万3,644台
05月:25万6,272台
03月:33万3,848台
04月:32万3,644台
05月:25万6,272台
03月には30万台を超え、04月もその流れで生産台数30万台超を維持していたのですが、05月になって「6万7,372台」も減少しました。半導体不足による工場の稼働停止が影響したものです。
車載用半導体の供給は今でもひっ迫していますが、06月末からはましになるという観測が出ている一方で、影響は少なくとも2021年いっぱい続くという意見もあります。回復するのは確かでしょうが、韓国自動車企業の受難はまだ終わったわけではありません。
⇒参照・引用元:『韓国産業通商資源部』公式サイト
(吉田ハンチング@dcp)