オレを特別扱いをしろ――と要求し、実際に「特恵」を得ていたとされる、『共に民主党』院内代表の金炳基(キム・ビョンギ)さんが2025年12月30日、院内代表の職を辞しました。

上掲記事でご紹介したとおり、自身の疑惑について記者から質問されて「なぜ今それを聞くのか」「傷口に塩を塗るようなものじゃないか」と逆ギレする醜態をさらしましたが、結局、辞職に追い込まれたわけです。

↑ドエラそうとしか形容のしようがない態度だって金炳基(キム・ビョンギ)院内代表は辞任に追い込まれました。大笑いです。
金炳基(キム・ビョンギ)さんには以下のような疑惑が呈されています。
長男の国情院採用過程に関し、奥さんと当時国情院幹部との通話録音が公開され、特定の採用(経歴職)での「迂回合格」を示唆するやり取りがあったとされています
2.次男の「崇実大学編入」への関与疑惑
金炳基が大学側(総長・入学関連)に接触して編入手続を確認した、また議員室スタッフや区議が編入方法の調査などに動員されたという筋立てで報じられています
3.国情院職員である長男の「業務」を議員室スタッフに手伝わせた疑惑
(機密漏えい懸念を含む)
報道では、長男が国情院の非公開情報に関わり得る内容の確認を議員室側に求め、スタッフが企業側に照会したなどの例が示され、国情院法違反の可能性が指摘されています。
4.次男の『Bithumb』就職の口利き疑惑
元スタッフ証言として、次男の採用を働きかけ、その見返りとして国会で競合会社(『アップビット』『ドゥナム』)を攻撃する対応を指示したという疑惑が報じられています。
5.次男の「予備軍訓練延期」をめぐる不正関与疑惑
元スタッフが、兵務庁対応や「受験票の用意・送付」などに関与したと主張し、違法の可能性に言及したと報道があります。「指示の記憶はない」「別ルートで相談して解決しただけ」という反論も報じられています。
6.『大韓航空』からホテル宿泊券160万ウォン相当を受領した疑惑
元スタッフのメッセージなどが根拠として報道されています。国会常任委(国土交通委)所属時期との関係から、請託禁止法などに触れる可能性が指摘されています。
7.地域の病院での診療・検査を「前倒し」してもらうなどの便宜供与を受けた疑惑
元スタッフと病院側のやり取りが根拠として報じられています。金炳基(キム・ビョンギ)は地域選出議員であるのもかかわらず自治体の病院から特別に便宜供与を受けたら利益相反です。
8.配偶者による「区議会の業務推進費(法人カード)」私的流用疑惑
報道では、当時の区議会副議長と元スタッフの通話録音が公開され、金炳基(キム・ビョンギ)の配偶者が業務推進費カードを私的に使用したと報じられています。
9.『Coupang(クーパン)』関係者との高額会食(ホテル)疑惑
『クーパン』が政府規制の影響を受ける企業であることから、「職務上の利害関係者から高額な接待を受けたのではないか」という点が問題視されています。
10.2022年地方選の公認過程で「1億ウォンの献金」疑惑を知りながら黙認した疑惑
『共に民主党』の公認候補になるために、候補者側が1億ウォンを党関係者に渡したという違法献金疑惑です。金炳基(キム・ビョンギ)さんがこれを知っていながらスルーしたという疑惑です。
極左メディアの『ハンギョレ』ですら、「事案が複数に及ぶため、すでに告発されて個別の警察署が捜査中の請託禁止法違反、賄賂受領、通信秘密保護法違反事件が、ソウル警察庁に移管されて併合処理されるだろうという見通しも出ている」と書いています。
左派・進歩系人士というのは「ネロナンブル(他人がやったら不倫、自分がやったらロマンス:ダブルスタンダード)の権化」みたいなものですから、金炳基(キム・ビョンギ)さんに対する疑惑がすべて事実でも特に驚くにはあたりません。
(吉田ハンチング@dcp)






