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韓国政府「世界競争力ランキング」に「?」な説明。政策を間違えたからだってば

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韓国メディア『ソウル経済』に「世界競争力ランキング」についての記事が出ましたのでご紹介します。

このランキングは、『国際経営開発研究所』(International Institute for Management Development:略称「IMD」)というスイス・ローザンヌにあるビジネススクールが算出、公開しているもの。『IMD』は世界最高峰のビジネススクールといわれています。

2021年06月に公表された2021年「世界競争力ランキング」での韓国について問題がある――というのが『ソウル経済』の記事です。

まず、以下の総合ランキングをご覧ください。

World Competitiveness Ranking 2021 Results
世界競争力ランキング2021年結果
第1位……スイス
第2位……スウェーデン
第3位……デンマーク
第4位……オランダ
第5位……シンガポール
第6位……ノルウェー
第7位……香港
第8位……台湾
第9位……UAE
第10位……アメリカ合衆国
第11位……フィンランド
第12位……ルクセンブルク
第13位……アイルランド
第14位……カナダ
第15位……ドイツ
第16位……中国
第17位……カタール
第18位……イギリス
第19位……オーストリア
第20位……ニュージーランド
第21位……アイスランド
第22位……オーストラリア
第23位……韓国
第24位……ベルギー
第25位……マレーシア
第26位……エストニア
第27位……イスラエル
第28位……タイ
第29位……フランス
第30位……リトアニア
第31位……日本
第32位……サウジアラビア
第33位……キプロス
第34位……チェコ
第35位……カザフスタン
第36位……ポルトガル
第37位……インドネシア
第38位……ラトビア
第39位……スペイン
第40位……スロベニア
第41位……イタリア
第42位……ハンガリー
第43位……インドネシア
第44位……チリ
第45位……ロシア
第46位……ギリシャ
第47位……ポーランド
第48位……ルーマニア
第49位……ヨルダン
第50位……スロバキア

以下省略/64位まであり
⇒参照・引用元:『IMD WORLD COMPETITIVENESS CENTER』「World Competitiveness Ranking(世界競争力ランキング)」

韓国は23位で、これは前年と同じ順位です。

では、何が問題かというと……総合ランキングはその下位にあるさまざまなパラメーターを合算したものなのですが、

政府制度の状況:30位(前回は29位)
企業の環境:49位(前回は46位)

と下落したものがあるのです。

恐れ入ることに、この点について『ソウル経済』は企画財政部に質問をぶつけています。企画財政部次官は、

「企業の景況感などのアンケート指標が反映されて順位を下げた」

と述べたとのこと。企業が景気について確信を持てないのは、「政策が信用できないから」ですし、企業の置かれている環境が悪化したのはやはり政策が企業を締め付けるからです。

以前にご紹介したことがありますが、現在の文在寅政権は、政府与党が圧倒的多数なのをいいことに、立法府において(実に左派政権らしく)企業を締め付ける法案ばかりを通してきました。

この姿勢がランキングを押し下げたというのが本当のところでしょう。

⇒参照・引用元:『ソウル経済』「政府の競争力の低下原因は税金?『税収が増えると国家競争力は低くなる』」

(吉田ハンチング@dcp)

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