【韓国の外貨準備】現金が76億ドル(8.5千億円)も減った

広告
おススメ記事

2021年07月05日、『韓国銀行』が06月末時点での外貨準備を公表しました。以下です。

外貨準備高:4,541億ドル(約50兆4,641億円)※1
(前月比:24億ドル減少)

<<内訳>>
⇒Securities 4,193億ドル(約46兆5,968億円)
(証券類)
前月比:53億ドル増加

⇒Deposits 219億ドル(約2兆4,338億円)
(預金)
前月比:76億ドル減少

⇒SDRs 35億ドル(約3,890億円)
(IMFのSDR(特別引出権))
前月比:増減なし

⇒IMF position 46億ドル(約5,112億円)
(IMFリザーブポジション)
前月比:1億ドル減少

⇒Gold 48億ドル(約5,334億円)
(金)
前月比:増減なし

※1円換算は2021年07月05日「1ドル=111.13円」のレートで算出

外貨準備高は「24億ドル」減少しましたが、これは現金たるDeposits(預金)が76億ドルも減ってSecurities(証券類)が53億ドル増えたことによる差し引きです。

今回の外貨準備高の増減について『韓国銀行』は以下のように説明しています。

金融機関の準備預金と「ドル高」によるその他の通貨建て外貨資産のドル換算額減少したことに起因する

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2021年6月末の外貨準備高」

金融機関の預金準備が減ったからといっていますが、預金準備はその銀行が持つ外貨預金の規模に合わせて一定の比率で出さなくてはならないのものです。ということは、銀行の持つ外貨預金の規模自体が縮小したわけです。なぜそうなったのかが分かりません。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました