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韓国の貿易収支まだ「39億ドルの赤字」。輸入金額が激増で危ない

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2021年07月21日、韓国の関税庁が07月01~20日の輸出入のデータを公表しました。先の記事から10日たちましたが貿易収支がよくありません。

2021年07月01~20日
輸出:325億7,500万ドル(約3兆5,800億円)
輸入:365億1,700万ドル(約4兆132億円)
貿易収支(輸出 – 輸入):-39億4,200万ドル(約-4,332億円)

⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「21年7月1日~7月20日輸出入現況」

韓国メディアではこの結果について「輸出が32.8%アップ! 1日当たりの輸出額も32.8%上昇」と報じていますが、韓国は貿易で食べている国ですから、貿易収支が黒字でなければなりません。

07月20日まできましたが、貿易収支は「39億ドルの赤字」です。当月の赤黒が危うくなってきました。

当月の輸出入の対前年同期比は以下のようになります。

輸出:325億7,500万ドル32.8%増加
輸入:365億1,700万ドル46.1%増加

輸出は確かに32.8%アップしていますが、輸入は46.1%も上昇しています。

輸入は消費ですから輸入が増加するのは経済の活況を示し良いことでもありますが、韓国にとって重要な貿易収支を赤字化するほど増えるのは問題です。

輸入品目のうち何が増加したのかを見ると以下のようになります。

原油:83.6%増加
ガス:146.7%増加
石油製品:123.3%増加
半導体:29.9%増加
乗用車:176.8%増加

原油・ガス・石油製品の金額増が目立ちます。世界的な資源価格の高騰が効いているのです。

さて、この07月の貿易収支ですがあと10日(07月21~30日)で黒字になるでしょうか。

(柏ケミカル@dcp)

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