破綻して法定管理下にある韓国『双竜自動車』ですが、買収意向書を9社が提出したとされます。
買収が実際にうまくいくかはまだ不明ですが、少なくとも企業再生に向けて盛り上がってきたのは確かです。
2021年08月02日、『双竜自動車』は07月の生産台数が「8,155台」になったことを明らかにしました。これは「対前年同期比:8.9%増加」です。
すでにご紹介したとおり、『双竜自動車』はほぼ半分の従業員が無給休業となっており、この措置は最大2年間続きます。また、部品メーカーへの支払いが滞(とどこお)る中、3カ月連続で8,000台超を販売しました。
よく諦めずに工場を稼働しましたし、部品メーカーもよく辛抱して部材を供給したものです。法定管理下の中、全く皮肉な成果だといえます。
(吉田ハンチング@dcp)