【+4.7億ドル】韓国「外貨預金」が増加に転じる。個人の外貨預金は減った

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2021年09月14日、『韓国銀行』が「2021年8月中の居住者外貨預金の動向」を公表しました。

この統計の「居住者外貨預金」とは、内国人と国内企業、国内に6カ月以上居住した外国人、国内進出した外国企業などの国内の外貨預金を指します。

2021年05月末時点で「948.3億ドル」と過去最大に増加した韓国居住者の外貨預金は、以降減少。

07月には「921.3億ドル」まで減りましたが、04月以来の増加に転じました。以下をご覧ください。

2021年08月 韓国居住者の外貨預金
ドル:803.8億ドル(対前月比:+7.0億ドル)
円:49.4億ドル(対前月比:-1.0億ドル)
ユーロ:40.0億ドル(対前月比:-1.3億ドル)
人民元:15.4億ドル(対前月比:+0.8億ドル)
その他の通貨:17.4億ドル(対前月比:-0.8億ドル)
合計:926.0億ドル(対前月比:+4.7億ドル)

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2021年8月中の居住者外貨預金の動向」

ドルは「7.0億ドル」、人民元は「0.8億ドル」増えましたが、他の通貨は減少しました。

注目ポイントは、以下の企業と個人の外貨預金の増減です。

2021年08月
企業の外貨預金:7.4億ドル増加
個人の外貨預金:2.7億ドル減少

企業の外貨預金は輸出代金・決済代金の入金を中心に増加した、と『韓国銀行』は説明しています。一方のウォン安が進行したことで、ドル⇒ウォンに換える人が増えたためと考えられます(同時に両替の動きがウォンを進行させる)。

(吉田ハンチング@dcp)

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