2023年07月07日、韓国の『サムスン電子』が2023年第2四半期の業績を公示しました。ただし、これは速報値であって、当期純利益や事業部ごとの詳細なデータは出ていません。
そのためあまり面白くはないことをご了承ください。以下はおなじみの『DART』の公示です。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット2023年第2四半期
総売上:60.00兆ウォン(-22.28%)
営業利益:0.60兆ウォン(-95.74%)
当期純利益:–※( )内は対前年同期比の増減
⇒『韓国金融監督院 公示システムDART』公式サイト
とりあえず、営業利益がマイナスになることは避けました。
2023年第1四半期と同じく、かろうじて黒字レベルで、営業利益は「6,000億ウォン」。対前年同期比では「95.75%」営業利益が減少しました。
営業利益が約13.5兆ウォン蒸発したことになります。
第1四半期の営業利益は「6,402億ウォン」。対前年同期比で「-95.47%」でしたので、第2四半期の結果も、第1四半期と変わらず低迷しています。
半導体の価格が回復しないので、これはやむを得ないことですし、また予測されたものでした。
ご注目いただきたいのは、対前期(対第1四半期)で見た場合の結果です。
対前期の増減
総売上:-5.88%
営業利益:-6.25%
総売上:-5.88%
営業利益:-6.25%
これから修正が入るでしょうが、問題は第1四半期からさらに業績が悪くなっているという点です。
一応、韓国の企画財政部は09月には貿易収支は黒字化すると予測しています。これが的中するためには、『サムスン電子』の業績が回復してもらわないと困ります。
第3四半期、『サムスン電子』の業績はどこまで回復するでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)