2021年09月14日、『韓国銀行』が「07月通貨流動性」のデータを公表しました。韓国のお金じゃぶじゃぶ状況がどのようになっているのかを見てみます。
以下をご覧ください。市中にあるお金の量を示す「M2」は「3,443兆8,608億ウォン」に達しました。
当月も韓国史上最大を更新です。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2021年7月の通貨流動性」
これまでのM2の推移を見ると以下のようになります。
※データ引用元は同上
分かりやすいように月次のM2の拡大金額をグラフ化すると以下のようになります。
※データ引用元は同上
2021年01~04月、韓国のお金じゃぶじゃぶは、2020年を上回るスピードで増え、05月・06月でやっとひと息と思いきや、07月にお金の増加量がまた拡大しました。
『韓国銀行』は先制的利上げを08月に決定し、お金の流通量を絞る方向に転じましたが、これが利いてくるのは09月以降。
ところが、韓国政府は「第5次災害支援金」を09月にまきます。『韓国銀行』と韓国政府のやっていることが真逆なわけです。
さて韓国の流動性が以降どのようなことになるのかにご注目ください。
※「M2」は簡単に言えば市中にどれくらいあるのかを示す指標です。
M2=現金通貨+預金通貨+準通貨+CD(預金通貨、準通貨、CDの発行者は、国内銀行等<マネーサプライ統計のM2+CD対象預金取扱機関と一致>)
⇒参照・引用元:『日本銀行』「マネーストック統計のFAQ」
https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/faqms.htm/
(吉田ハンチング@dcp)