01月31日に終了したアメリカ合衆国と中国の6回目の閣僚級通商協議はやはり物別れに終わりました。中国がさらなる市場開放などで譲歩したようですが、最も重要な「技術移転の強制問題」や「知的財産権の保護」については合意されず、02月に開催される予定の会談に持ち越しとなりました。これだけ中国企業による技術泥棒が合衆国内で問題になっているにも関わらず、その点について譲歩しないとは面の皮が厚いったらありゃしない、ですね。
協議終了の後、中国は大豆の追加輸入に合意したなんて報道が出ましたけれども、トランプ政権からすれば「大豆はもうエエねん!」というところでしょう。合衆国の狙いは、中国に技術を渡さないこと、知的財産権を侵害させないこと、ですから。
(柏ケミカル@dcp)