2024年01月19日、アメリカ合衆国の財務省が、合衆国公債の主要ホルダーの保有額を公表しました。8千億ドルを切った中国の保有額を見てみましょう。
上掲は、2022年01月から公表された「2023年11月」までの合衆国公債の保有額の推移です。
2023年11月は「7,820億ドル」で前月比124億ドル増加しました。
しかし、減少トレンドはこれからも続くものと見られます。合衆国との対立が続き、中国が脱合衆国を進めているからです。
『TD Securities』の米金利戦略責任者、ジェナディー・ゴールドバーグさんは「「1、2カ月増加したところで、減少トレンドは変わらない。中国は自国経済を刺激することに忙殺されている。人民元を防衛しようとしており、米国債の保有を継続的に減らしている」と述べています。
(吉田ハンチング@dcp)