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トランプ師匠、対中国2,000億ドル相当の輸入品目に関税付加準備!

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輸入品目に対して追加関税を賦課する」を実行に移そうとしています。追加の税率は「10-25%」と幅があるようで、詳細はまだ明らかになっていませんが、ついにかつてない規模の措置が発動されようとしています。

●2018年07月06日
・アメリカ、中国からの輸入品目約340億ドル相当に25%の関税を賦課:発動済
・中国、アメリカからの輸入品目約340億ドル相当に25%の関税を賦課:発動済

●2018年08月23日
・アメリカ、中国からの輸入品目約160億ドル相当に25%の関税を賦課:発動済
・中国、アメリカからの輸入品目約160億ドル相当に25%の関税を賦課:発動済

上記のとおり、アメリカ・中国の両国は相互に「総額約500億ドル分の輸入品目」について追加関税を賦課し合っています。08月上旬の時点で、トランプ大統領は、

中国がアメリカに対抗して「約160億ドル相当に25%の関税を賦課」したら、
「約2,000億ドル相当の中国からの輸入品に追加関税を賦課する。09月中に」

と発言していました。そのとおりに貿易戦争は進行中です。この措置は、中国との貿易においてどのような不公正が行われ、アメリカ(アメリカの企業・アメリカ人)がどのような不利益を被っているのかを聞き取り調査する期間を設け、その結果をもって発動されます。公の意見を募る期間は09月06日まで。アメリカ政府内でどのような協議が行われているかは分かりません。協議が非公開だからです。

ただ、09月06日を過ぎたらそれほど時間を開けずに「約2,000億ドル相当の中国からの輸入品目に対する追加関税の賦課」を発動させるだろうと考えられています。今のところ中国は軟化の姿勢を見せていません。メンツを何よりも重んじる中国としてはアメリカの嫌がる対抗策を打ち出さなければならないのですが、さて、習近平国家主席は何を指示するでしょうか?

(柏ケミカル@dcp)

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