韓国文大統領が「李知事への疑惑」徹底捜査を指示

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次期大統領選挙に絡んで韓国の政争が激しさを増しています。

李知事には、現在韓国で話題沸騰、例の「城南・大庄洞(テジャンドン)の開発事業疑惑」がかかっており、これによって李知事に対する国民の忌避感が高まっているのです。

野党『国民の力』の一部ではすでに「李在明(イ・ジェミョン)ゲート」という呼称を使っているぐらいです。

その証拠に、先にご紹介したとおり『共に民主党』の予備選の第3次スーパーウイークの結果は、

第3次スーパーウイーク結果(得票率)
●李洛淵(イ・ナギョン)前『共に民主党』代表:62.37%
●李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事:28.30%
●秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官:8.21%
●朴用鎮(パク・ヨンジン)議員:1.12%

と、李洛淵(イ・ナギョン)さんが李知事の倍以上の得票率となっています。このスーパーウイーク投票は党員だけではなく国民も参加できるため、より広く民意を反映したものといえます。

つまり、李知事が統一候補として本選を戦ったら、負ける可能性が高いと見ることができるわけです。

文在寅大統領は、2021年10月10日、李知事がかろうじて過半数を取って(累積得票率:50.29%)統一候補に選ばれた直後に祝福のメッセージを出しました。

これは、李知事に対する疑惑を不問に付すという意思表示などと報じられたのですが……。

10月12日、青瓦台・大統領府はそれまで「大庄洞疑惑」については意思表示をスルーしてきたにもかかわらず、ついに声明を出しました。

文在寅大統領は「大庄洞事件について、検察と警察は積極的に協力して、迅速かつ徹底した捜査で真実を早急に究明するために総力を傾けてほしい」と述べた。

⇒参照・引用元:『韓国 大統領府』公式サイト「大統領の言葉についてパク・ギョンミ報道官のブリーフィング」

捜査によって大庄洞疑惑に李知事が関わっているという決定的証拠が出てくれば、さすがに李知事も大統領候補を辞退せざるを得なくなるでしょう。その証拠が出てこないと踏んでいるのか、それとも出てくることを見越して李知事を統一候補から下ろすことを画策しているのか、どちらでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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