先にご紹介したとおり、韓国与党『共に民主党』が統一大統領候補選挙の結果でもめています。
李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が一応過半数(50.29%)の得票率で統一候補と認められたのですが、2位となった李洛淵(イ・ナギョン)さん陣営から「待った!」と異議が上がったのです。
焦点は、選挙戦途中で候補から下りた人の得票です。過半数を取ったという結果は、あくまでも候補から下りた2人の得票数を無効票として分母から除いて計算したものです。
これが有効票となるなら分母数が大きくなって過半数には届かない――という主張です。
そうなると、1位の李知事と2位の李洛淵(イ・ナギョン)さんでの決戦投票を行わなければならないことになります。
というわけで、李洛淵(イ・ナギョン)さんの陣営から「異議申し立て」「法的措置も辞さず」の声が上がっていたのですが、2021年10月13日、『共に民主党』の民主党指導部はこの異議申し立てを却下する判断を行いました(無効票の扱いは正しいと確認した)。
また、李洛淵(イ・ナギョン)さんも、党の判断と結果を受け入れるとしました。
これにて予備選挙の結果は確定です。
李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が「統一大統領候補」に確定です。
(吉田ハンチング@dcp)