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インドネシアが韓国に「5,100億は現物で支払う」。韓国の戦闘機開発からインドネシアは離脱せず

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↑韓国製戦闘機「KF-21ポラメ」。PHOTO(C)『KAI』

小ネタですが、韓国の戦闘機開発に影響しますのでご紹介します。

韓国メディア『朝鮮日報(日本語版)』によれば、インドネシアは例の韓国の次期主力戦闘機開発の事業費負担に同意した、とのこと。

2021年04月09日に試作第1号機がロールアルトした韓国の次期主力戦闘機開発計画は、総事業費「8兆8,000億ウォン」のビッグプロジェクト。


PHOTO(C)『KAI』

インドネシアはこの事業費の約20%1兆7,338億ウォン」を負担するという話でした。費用負担の代わりに試作機1機と技術資料を受け取り、インドネシアで48機を現地生産する計画だったのです。

しかし、インドネシアは経済状況の悪化などを理由に、これまで2,272億ウォンしか支払っておりません。

この費用負担を巡って韓国とインドネシアはもめてきました。しかし、一応08月にインドネシア・韓国の外交・国防担当の2+2局長級長官会議が開催され、KF-21の開発計画を合意した――と報じられました。

で、今回の『朝鮮日報(日本語版)』の報道によれば、費用分担についてインドネシア・韓国の間でついに妥結したというのです。

同紙の記事の一部を以下に引用します。

(前略)
韓国型の次世代戦闘機KF21の開発には8兆8,000億ウォン(約8,500億円)規模の資金が投入される予定だが、インドネシアは従来の契約だとその20%に相当する1兆7,000億ウォン(約1,640億円)を負担することになっており、今回もその割合は維持することにした。

分担金を納付する期間も2016-26年と従来通りだ。

ただしインドネシアは1兆7,000億ウォンの30%に相当する5,100億ウォン(約490億円)を現物で納付することになった。

現物の内容や納付の時期、方法などは今後協議が行われるが、現状では天然資源原材料となる見通しだ。
(後略)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報(日本語版)』「韓国・インドネシア、KF21戦闘機開発分担金交渉が妥結」

この報道が正しければ、インドネシアはお代の30%を現物で支払うことに合意し、計画の大枠は守られたとのこと。

問題は「現物ってなんだ?」です。報道では天然資源原材料になるとのことです。

現在、韓国で「枯渇する」と問題になっている「尿素」などはどうでしょうか。戦闘機にはあまり関係ないかもしれませんが、インドネシアは尿素の有力な輸出国ですし。

(吉田ハンチング@dcp)

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