今度は韓国『ルノーサムスン』EVでまた火事。バッテリーはLG製

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アメリカ合衆国『GM』からリコール費用の95%を請求されることとなり、2021年第3四半期の業績が傾いた韓国『LG』グループ。

シボレーブランドの電気自動車「ボルト」が火事を起こしたのは、『LG化学』の電池セルに製造不良があったため――とされたからです。

二次電池は、韓国の次期主力産業と文在寅大統領も意気込んではいますが、火事を起こしてリコール騒動となるようではとても安定的とはいえません。

『LG』も「二度とリコール騒動はない」などと公言しているのですが、本当に大丈夫なのか懸念は消えません。

というのは……Money1ではタイムリーに取り上げ損なったのですが、電気自動車で新たな火災が発生しているのです。今度は『GM』ではなく『ルノーサムスン』です。


↑火事を起こした『ルノーサムスン』の電気自動車「SM3(第2世代)」。

まず、2021年08月15日午後6時ごろ、全北武州郡大田-統営間の高速道路を鎮安方面に走行中の『ルノーサムスン』の電気自動車「SM3」が発火。路肩に緊急停止して逃れたため、運転手と同乗者にけがなどはありませんでしたが、クルマは全焼。

次に、2021年11月24日午前8時ごろ、忠州市のマンションの地下駐車場で充電中だった「SM3」が発火。駆け付けた消防隊は当該車両を運動場まで移動させて鎮火させました。

この「SM3」は2013年に発売開始。火事を起こしたのはどちらも第2世代に属し、2020年まで発売されて廃番となったモデルです。

このモデルは『LGエネルギーソリューション』製の電池セルを搭載しているのです。

まだ因果関係は分かりませんが、本当に大丈夫なのかは気になるところです。

また、『LGエネルギーソリューション』は2022年01月にIPO(新規株式公開)を行うつもりです。こちらも大丈夫なのでしょうか。公開してすぐに株主に迷惑をかける、なんてことにならなければいいのですが……。

(吉田ハンチング@dcp)

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