日本ではあまりピンとこないかもしれませんが、韓国では『Kakao Bank(カカオバンク)』のIPO(新規株式公開)が大変に注目を集めています。
『カカオバンク』はインターネット銀行として韓国初の株式上場に挑みます。
公募に応募する投資家は非常に多くなることが予想され、集まる待機資金が韓国史上最大になるのではないかという予想も出ています。
先にご紹介したとおり、韓国では2020年来、株式投資ブームが続いており、IPOの際に応募する資金も拡大の一途をたどっているのです。
これまでIPOに応募した投資家の証拠金は、『SKアイイーテクノロジー』の「81兆ウォン」(約7.8兆円)ですが、今回の『カカオバンク』にはこれを超える資金が集まるのではないかと予測されています。
主管会社『KB証券』によれば2021年07月26日公募初日、お昼休みだけで「2兆ウォン」(約1,920億円)近い証拠金が集まり、計12兆522億ウォン(約1兆1,570億円)が積み上がりました。
公募2日目、07月27日午前11時時点では証拠金は22兆983億ウォン(約2兆1,214億円)まできています。
公募に当たるには抽選を勝ち抜かないといけないわけですが、倍率はかなり高くなりそうです。
抽選倍率
『SKアイイーテクノロジー』:76倍
『SKバイオサイエンス』:79倍
『SKアイイーテクノロジー』:76倍
『SKバイオサイエンス』:79倍
を超えるかどうかも注目されます。
『カカオバンク』は2021年08月05日に上場します。株価がどのように動くかにご注目ください。面白いことになりましたらMoney1でもご紹介するようにいたします。
(吉田ハンチング@dcp)