予定どおりの結果です。
韓国の消費者物価指数が「直近10年間で最高の上昇率」(対前年同月比/単月)となりました。
韓国ではインフレが急進しています。
以下が2021年12月02日、韓国統計庁が公表した「2021年11月消費者物価動向」のデータです。
消費者物価指数:3.7%上昇
生活物価指数:5.2%上昇
生鮮食品指数:6.3%上昇⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2021年11月消費者物価動向」
以下の11月までの推移をご覧ください。
消費者物価指数の対前年同月比での増加率は、~09月は2%台の上昇が4カ月連続。10月に「3.2%」と3%台に突入。11月は「3.7%」とさらに上昇した。
青い線が対前年同月比での消費者物価指数の伸び率。2012年11月までさかのぼっても、ここまでの上昇率を記録したことはありません。
※データ引用元は同上
上掲のグラフのとおり、11月の対前年同月比での上昇率は過去10年間で最高値です。
韓国の物価はさらに上がります。
先にご紹介したとおり、直近の生産者物価指数、輸入物価指数が上昇しているからです。タイムラグはありますが、これらが消費者物価指数に反映されるからです。
「年末に尋常ではないインフレが韓国を襲う」という予測は当たりつつあります。
『韓国銀行』はインフレを抑制するためにも基準金利を引き上げたのですが、どこまで物価上昇を抑えることができるでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)