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【-8兆】韓国「バイオ産業の雄」ほぼ2年分の時価総額を全部飛ばす!

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韓国バイオ産業の有名企業『セルトリオン』の株価が低迷しています。

同社は「コロナ19用のワクチンを世界一早くリリースする」などと報じられたことがありますが、当然そんなわけもなく達成できませんでした。しかし、コロナ禍による株価暴落からの反転上昇、この波に乗って株価を大きく上昇させました。個人投資家からの資金投入も多く、人気銘柄だったのです。

まず、以下の直近の株価推移をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用:日足/以下同)。

01月21日の終値は「16万3,500ウォン」(約1万5,532円)です。同じ日足のまま時間軸を長くとって見ると、以下のようになります。

上掲のような見事なアップダウンで、ほぼ2年分の時価総額をすっかり飛ばした現状となっているのです。

『セルトリオン』の日足・ローソク足の実体線での最高値(さいたかね)は、2021年12月07日終値「38万7,831ウォン」。直近2021年01月21日の終値が「16万3,500ウォン」ですから、株価は「57.4%下落」。

12月07日終値から01月21日終値までで、時価総額「8兆1,333億ウォン」(約7,727億円)を喪失しています。

韓国期待のバイオ企業とされている割には余りにも不甲斐ない株価といえます。この『セルトリオン』もそうですが、もともと韓国のバイオ企業は、バイオシミラーで大きくなったもの。

バイオシミラーというのは「バイオ後続品」と訳されますが、特許の切れた先行バイオ医薬品と同じ薬効成分を含んだものです。ですので韓国のバイオ企業は、特許切れのバイオ医薬品のコピー製品を作ることを主力としています。そのため「創薬」についての技術とノウハウはほとんど有していません。

この先、同様に中国企業がバイオシミラーで業績を伸ばしてきたとき、韓国企業が存続し続けることができるのかはかなり疑問です。今は輸出産業の一角を担うと期待されていますが、スマホや自動車と同じように弱体化していくことは十分あり得ます。

韓国バイオ産業「8兆ウォン」飛ばす!
「K空母」とかなんでもKを付けたがる国ですが、韓国のバイオ産業を「Kバイオ」と呼んだ記事が出ました。しかもだめだめな方向で。毎度おなじみの韓国メディア『毎日経済』の2020年11月10日付けの記事です。2020年に飛ばした契約だけで7兆8,...

(吉田ハンチング@dcp)

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