韓国に関わり深く研究するとみんな疲れ果てる。

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「朝鮮半島はただの廊下である」と喝破し、「助けず、教えず、関わらず」の非韓三原則を提唱されたのは、古田博司先生です。

この非韓三原則は今やっと国会議員も知るところとなり、内心「全くそのとおり」と納得する人が一般的になってきました。

古田先生の透徹した視線にようやく時代が追いついたというわけです。

高名な韓国ウォッチャーの1人でもある関川夏央先生は、『「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅』の文庫版用あとがきを以下のように結んでいらっしゃいます。

(前略)
この百余年間、「大陸」は日本の重たい課題にほかならなかった。

二十世紀前半に、日本は「大陸」に介入することの困難と危険を身をもって学んだが、「大陸」の方で放っておいてはくれない。これはつらいことだ。

したがって今後も考えるべき主題は多い。しかし私にはもはやそれに耐え得る精神的体力がないようだ。

「大陸」とはできる限り距離をおいて無理して「友好」せず、礼を尽くして来る者はこばまず、同時に、いうべきことはいって喧嘩はせず、そういった態度で終始できればと願うばかりである。

二〇〇六年九月 関川夏央

⇒引用元:『「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅』著:関川夏央,集英社文庫,2006年10月25日 第1刷,p.317
強調文字は引用者による

最後の「「大陸」とはできる限り距離をおいて無理して「友好」せず、礼を尽くして来る者はこばまず、同時に、いうべきことはいって喧嘩はせず、そういった態度で終始できればと願うばかりである」は、関川先生流の「助けず、教えず、関わらず」の表明にも見えます。

諦観と、疲労感がにじむような表現です。韓国に関わり、深く研究してきた人は皆疲れ果て、最後はこのような心境に至るのかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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