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韓国与党「UAEの敵はイラン」発言は「だいたい合ってる」と火に油注ぐ。

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ドラえもんが「ばかだねえ。じつにばかだね」と嘆息しそうな話です。

韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領がUAEに外遊し、韓国陸軍から派遣されている「アーク部隊」の駐屯地を訪れた際に、「UAEの敵はイランだ」と発言してしまいました。

はるか遠くUAEまで派遣された韓国の若者を鼓舞する目的だったのかもしれませんが、余計でした。Money1でもご紹介しているとおり、イランが激怒して韓国との関係がこじれました。

韓国の外交部は「韓国とUAEの関係の話であって、イランと国際関係の話をしていない」と理屈になっているのかなっていないのか、意味不明の釈明をして火消しを図っています。

韓国メディアも「イランの誤解が解けた」などというウソを流布していますが、イラン外務省の報道官は「釈明はあったが不十分なものだ」と記者団とのブリーフィングで語っており、鎮火などしておりません。

そのような状態であるにもかかわらず、2023年01月25日、『国民の力』の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表が(よせばいいのに)大統領をかばうためでしょう、不要な意見を表明しました。

大統領の「UAEの敵はイランだ」発言について、

基本的に事実関係が合う発言だ

と言ったのです。「だいたい合ってるじゃねーか」という居直りです。

朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は以下のようにも述べています。

「UAEを支援するために駐屯している我がアーク部隊に、UAE安保の現実がどのようなものかを知らせただけだ」

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が認識している「UAEの安保の現実」が、「UAEが考える安保の実体」なのかが問題なのです。実際、UAEはイランとの関係改善に乗り出しています。

UAEのタフヌーン・ビン・ザーイド国家安全保障局顧問は2021年12月06日、イランを訪問。イブラーヒーム・ライーシー大統領、アリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長と会談を実施。

2022年08月21日には、UAE外務省は、駐イラン大使を6年ぶりに復帰させると発表。

イランにすれば、UAEとの関係を良くしようとして努力してきた中で、極東の辺境国のどこの馬の骨とも知れない大統領が「UAEの敵はイラン」と断定したのです。

イランが怒っても当然でしょう。しかも、この大統領の国は原油代金70億ドルを支払っていないのです。

韓国与党の院内代表が「UAEの敵はイランという大統領の発言はだいたい合ってる」と言った――とイランに伝わったら、「まだ言っているのか!」と怒られそうです。

イラン革命防衛隊に韓国籍タンカーが拿捕されたらどうするつもりなのでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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