韓国の通貨「ウォン」、韓国株式市場の動向に注目が集まっています。
2020年01月02日にトレンド転換のサインが出たこと、03日に大きく通貨安に進んだことを先にご紹介しましたが、明けて今週2020年01月06日(月)ですが、この「株安・通貨安」のトレンドは以下のように「ちょい進行」という状況になっています(チャートは『Investing.com』より引用:日本時間22:20現在:以下同)。
上の「ドルウォンチャート」、下の「KOSPI(韓国総合株価指数)」ともに、上下に長いヒゲの出た実体線部分の小さな、いわゆる「コマ足」になっています。つまり強い売買の動きがここで衝突しているわけです。
また、上掲のように「フィボナッチ・リトレースメント」を「ドルウォンチャート」に当ててみると、06日の上ヒゲの部分は「12月12日を起点とする下りの波」の「50%戻し」にまで達しています。株式やFXなどの取引をされる方にはおなじみですが「半値戻し」の地点にまで(ヒゲですけれども)来たわけです。
コマ足になっていることもそうですが、07日(火)はもしかすると「株高・通貨高」の方向へ動くかもしれませんね。
ちなみに韓国希望の星「ソウルブレイン社」の株価は以下のようでした。
「12 nine」のフッ酸を製造可能、大量生産可能とした韓国企業の株価としては少し物足りないかもしれません。
念のためですが、先にご紹介した「産業通商資源部」の発表がもし誤報であった場合、後で株価が急落なんてことが起こると、信じてソウルブレイン社の株式を購入した人から政府に対して「株主訴訟」を起こされる可能性も否定できません。海外の投資家であれば容赦なく訴訟を起こすでしょう。
まさか政府期間が「風説の流布」を行ったりはしていないはず、ですが。
(柏ケミカル@dcp)