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【ウォン激安】のせいで韓国「設備投資」も減って経済成長が危うし。

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韓国通貨ウォンの安値進行が止まりません。これによって思わぬところに悪影響が出ています。企業による「投資」の減少です。

これは韓国の経済成長に大きな影響を与えます。

GDPは上掲のように求めますが、韓国の場合、「消費」が弱っていますし、Money1でも何度もご紹介しているとおり「純輸出」では黒字が薄くなっています。

この上、企業の設備投資が弱ると、もはや政府支出に頼るしかないという事態になるからです(もうそうなっているという話もありますが)。

ウォン安進行で設備投資が減るワケは?

なぜウォン安が進行すると設備投資が減少するかというと、韓国の場合、外国から輸入する資本財に依存しているからです。

国会予算政策処(National Assembly. Budget Office:略称「NABO」)によると、その依存度は「39.4%」に達するとのこと。

つまり、乱暴な計算ながら、工場を建てるとして生産設備の約4割は外国製ということです。

ウォン安が進行すると、当然外国から輸入する資本財が割高になります。そのため、設備投資の意欲が減退します。設備投資が減れば、当然生産にも影響するわけです。

Money1でもご紹介したとおり、韓国政府は2022年の経済成長率を「3.1%としましたが、ロシアの無法行為もあって年初早々危なくなってきました。

データ出典は以下。
⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「『2022年経済政策方向』発表」

ちなみに『韓国銀行』の予測は「3.0%」。データ出典は以下。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「経済展望報告書(2021年11月)」

(吉田ハンチング@dcp)

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