Money1では連日KOSPI(韓国総合株価指数)の状況についてご紹介していますが、ここのところ低迷しております。
以下が直近の日足チャートです(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
2022年04月29日(金)時点でKOSPIは「2,695」ですが、上掲のとおりヨコヨコで推移。さっぱりレンジから抜け出せません。
2022年04月に2.27%下落。2,700を割り込みました。
ウォン安が急伸する中、外国人投資家は猛烈なセルコリア(韓国売り)に走り「4兆9,000億ウォン」を売り越しました。
外国人投資家は淡々と売り越しを続けており、時価総額で外国人投資家の保有比率は、かつて30%超あったのですが「27%」台まで低下しています。
この低迷がどこまで続くのかが注目されていますが、韓国メディアに証券会社の予測が出ています。記事の一部を以下に引用します。
(前略)
証券会社が01日に予測した5月のコスピ騰落幅を見ると、専門家たちは概ねコスピ「2,600」を底で見た。証券会社別予想登落幅は
▲『韓国投資証券』2,640~2,840
▲『サムスン証券』2,600~2,850
▲『キウム証券』『教保証券』2,600~2,820『IBK投資証券』は今年下半期のコスピ底点を2,400まで下げた。
(後略)
KOSPIの底は概ね「2,600」という読みですが、以下の週足のチャートをご覧ください。
水色の線が「2,600」です。ローソク足のヒゲがちょうどほぼ2,600ですので、証券会社の皆さんはこのラインが守られると見ているわけです。
キリ番ですのでかなりもむと思われますが、果たして下に抜かれないかどうかは分かりません。
今週は『FOMC』(Federal Open Market Committeeの略:連邦公開市場委員会)があります。これが無事に通過するかどうかにご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)