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文大統領が退任!「最後の演説」全文

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本日、2022年05月09日24時、韓国文在寅大統領の任期が終わります。

文大統領は退任に当たって最後の演説を行いました。

[LIVE] 문재인 대통령 퇴임연설

↑YouTube『大韓民国 大統領府』公式チャンネル「[LIVE]ムン・ジェイン大統領退任演説」

以下が青瓦台・大統領府が公開した演説の全文訳です。

尊敬する国民の皆さん

大統領として重い荷物を置きます。

これまで過剰な愛と支持で声援してくださった国民の皆さんに無限の感謝の言葉を差し上げます。

私は今、平凡な市民の生活に戻り、国民皆の幸せを祈り、成功する大韓民国の歴史を応援します。

過去5年は、国民と共に激動する世界史の真ん中で連続する国家的危機を打ち出した時期でした。

大変でしたが、私たちの国民は危機の前に一つになってくれました。

大韓民国は危機の中でさらに強くなり、より大きな飛躍を遂げました。

大韓民国の国格も高まりました。

大韓民国は今や先進国であり、先導国となりました。

私たちの国民は本当に素晴らしいです。

私は偉大な国民と一緒に歩めたことが最大の誇りです。

国政壟断事件で憲政秩序が崩れた時、私たちの国民は最も平和的で文化的なろうそく集会を通じて、そして憲法と法律が定めた弾劾という適法手続きに応じて、政府を交代して民主主義を再建しました。

全世界が韓国国民の成熟さを称賛しました。

わが国民は危機を経験している世界民主主義の希望となりました。

ろうそく広場の熱望に韓国政府がどれほど応えたのかが気がかりです。しかし、私たちの政府が至らなかったとしても、国民の国への願望は決して止まらないでしょう。ろうそくの願いはいまだ私たちの希望であり、力でもあります。

韓国国民は平昌冬季五輪を平和五輪として成功させました。

世界が再び大韓民国に熱狂しました。

任期の初めから盛り上がった朝鮮半島の戦争危機状況を対話と外交の局面に転換させ、平和と繁栄の新しい朝鮮半島時代に対する希望を育てました。

前進しなかったのは、私たちの意志と努力の欠如によるものではありませんでした。

一方で、私たちの意志だけでめくりにくい障壁がありました。私たちが越えなければならない壁です。

平和は私たちにとって生存の条件であり、繁栄の条件です。南北間で対話再開とともに非核化と平和の制度化のための努力が続くことを切に願っています。

日本の不当な輸出規制(原文ママ:筆者注)による危機を来た国民の団結した力で克服したのも決して忘れられません。

私たちは素材・部品・装備の自立の機会とし、素・部・装備産業の競争力強化は製造業の競争力強化につながりました。

私たちがコロナ19による世界景気の低迷の中で史上最大の輸出実績を上げることができたのも、私たちの製造業が持つ世界的な競争力のおかげでした。

何より良かったのは、私たちが問題解決の成功方法を知ったことです。

政府省庁を越えるコラボレーションシステム、大・中小企業と研究者たちの協力、政府の積極的なR&D投資と規制に緩和という全面的な支援、そして何よりも全国民の励ましと声援が、私たちもできるという自信を与えました。

その成功方法は、後日コロナ診断キットを開発する時も、マスク生産を急速に増やす時も、ワクチン接種用特殊注射器の効率を高める時も、尿素水不足事態を解決する時も同様に生かされました。

国民の皆さん、

私が受けたコロナ19対処状況報告書は全部で969報でした。

国内でコロナの確定者が初めて判明した2020年01月20日から、休日や外遊中も欠かさず毎日目覚めてからまず読んで、状況が厳しいときには一日に数個ずつ上がってきた報告書が969報まで続きました。

その中には政府と防疫陣、医療陣の労苦と献身が込められています。

長年続いた国民の苦しみと、固い生活が鮮やかに込められています。

国民も、政府も、大統領も本当に苦労しました。

しかし、私は危機の時により強くなる私たちの国民の高い能力に絶えず感動させられました。

私たちの政府の間にあった多くの誇らしいことのほとんどが、コロナ危機の状況の中で起こったことにはとても驚きました。

まさに危機に強い大韓民国の底力でした。

世界が共にコロナ危機を経験してみると、大韓民国は意外にも世界の先を行く防疫模範国家でした。

先進国の防疫と医療水準を羨ましかったものですが、いざ危機を経験してみると、私たちが一番上手な方だったのです。

まだ私たちは弱く劣っていると考えてきた多くの国民が、私たち自身を再発見して自尊心を持つようになりました。

コロナ危機の中で韓国は最も早く経済を回復し、一人当たり国民所得3万5千ドルに大きく成長しました。

韓国の韓流文化は、世界がコロナに苦しんでいるときにさらに引き立ち、世界の人々に慰めを与えました。

韓国政府がコロナ危機の中で宣言した韓国版ニューディールは、韓国をデジタルやイノベーションなど先端科学技術分野での強国として刻印させ、グリーンニューディルと炭素中立宣言は気候危機対応と国際協力で韓国を先導国家にしました。

コロナ危機を経験しながら、大韓民国はいつのまにか民主主義、経済、輸出、デジタル、革新、防疫、保健医療、文化、軍事力、防散、気候危機対応、外交と国際協力など、多くの分野で先導国となっていました。

最後に、私たちはマスクを取れる状況となりました。コロナ感染病等級を1級から2級に下げることができるようになったのです。

まだ危機は終わっていません。新しい危機が迫っています。

しかし、私たちの国民はどんな危機にも打ち勝ち、危機を機会にします。

国民の皆さん、

大韓民国成功の歴史は、いろいろな試練と逆境を乗り越えて起きたことに最も価値があります。

韓国は第二次世界大戦後、70年の間、世界で最も成功した国、第二次世界大戦後、開発途上国から先進国に進入した唯一の国となりました。

誰も否定できない光る大韓民国の業績であり誇りです。

韓国政府も国民と共に危機を乗り越え、先導国家に跳躍することで、大韓民国の国格と自負心を一層高めることができるようになり、非常に感謝の気持ちです。

大韓民国は世界的な危機の中で、「危機に強い国」「誰も揺るがすことのできない国」「世界を先導する国」に跳躍しました。

その主役は断然わが国民です。

大韓民国は世界から認められ、羨望を受ける、まさに「偉大な国民の国」です。

私たちは皆、偉大な国民として高まった私たちの国格に堂々と誇りを持ってください。

私は偉大な国民で成功する大韓民国の歴史に同行することを非常に誇りに思っています。

偉大な国民と一緒に歩むことができて本当に光栄でした。

次の政府でも成功する大韓民国の歴史を続けていくことを期待しています。

これまでの政府が蓄積した成果を受け継ぎ、発展させ、より国力が大きくなり、より良い未来に進むことを祈ります。

国民の心を一つに集めることが何よりも重要です。

選挙の過程でより深くなった葛藤を解消し、国民統合の道に進むなら、大韓民国は真の成功の道をさらに力強く前進するでしょう。

ありがとうございました。

強調文字、赤いアンダーラインは筆者による
⇒参照・引用元:『韓国 大統領府』公式サイト「文在寅大統領退任演説」

韓国は「危機に強い国」「誰も揺るがすことのできない国」「世界を先導する国」になった――と語っています。

「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」ではありますが、自身の成した仕事に対して本当に誇りを持っているのなら、それでもいいでしょう。

しかし、「当事者が成果だと思っていること」と「現実」は往々にして違うものです。

破裂しそうな時限爆弾を次期政権に丸投げし、呵々大笑しながら去って行く姿に見えなくもありませんが――お疲れ様でした。

去りゆく者はいつも美しいですが、残って戦う者こそ褒むべきです。

(吉田ハンチング@dcp)

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