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世界が緊縮に向かう中、韓国は35兆まく!「韓国は財政パ-ティーを続けるのか」と警鐘

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さあ2022年05月10日となりました。韓国・尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権が本日からスタートします。

本当に50兆ウォンまくのか」と注目されていた、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの公約「小商工人・個人事業主への損失補てん」です。

これは、政府の「人同士の距離を置く施策」「営業時間の短縮」などのコロナ対策のせいで損失を受けた事業主の皆さんを助けるためのもの。文在寅政権下でも支援があったのですが、2022年度の第2次補正予算を組んで損失を補てんする――としていました。

しかし、韓国政府にはもはや財政余力がないため、この支援を行うためには巨額の赤字国債を発行しなければならないのです。

読者の皆さまもご存じのとおり、文政権下で韓国政府の負債は異常な速度で膨らみました。

上掲は2021年05月時点での政府負債推移予測ですが、現在の予測では2022年中に政府負債は1,000兆ウォンを超えるとされています。ですので、ここでまた大量に赤字国債を発行するわけにもいかないのです。

そのためもあってか、第2次補正予算の規模は35兆ウォン規模になると見られています。

支援は困っている小商工人・個人事業主の皆さんのためにはなるでしょうが、今韓国は尋常ではないインフレに襲われています。そのため本来であれば、流動性を絞って相対的にお金の価値を上げないといけない局面です。

そこに35兆ウォンまいて流動性を増すというのは、インフレ抑制とは真逆の行為になります。

さすがに韓国メディアでも「大丈夫なの?」という記事が出ています。例えば『ソウル経済』ではこんな具合です。一部を以下に引用します。

政府が今年度の2次追加経済予算案を早ければ13日に発表することが分かった。

総額規模は35兆ウォン前後だ。アメリカ合衆国・ドイツなど主要先進国がコロナ19対応のための拡張財政を正常化するためにひもを絞め始めたものと比較すれば、韓国だけ「財政パーティー」を続けているわけだ。

08日、企画財政部と租税財政研究院などによると、今年の2次追加予算以降、政府支出は約657兆ウォンに達すると予想される。

これは昨年の本予算558兆ウォンと比較して100兆ウォンも多い金額だ。わずか1年5カ月間で政府支出は17%以上増加するのだ。

一方、主要国は一斉に緊縮に突入した。

ドイツは今年、政府支出規模を前年比19.1%削減し、合衆国も今年の財政支出を1%削減した。

特に合衆国は財政支出の中で福祉など義務支出を前年比1.9%減らして財政中毒にいったんブレーキをかけることに成功した。
(後略)

⇒参照・引用元:『ソウル経済』「先進国はお金を締めるのに…韓国追加予算に走る」

単純にドイツ、合衆国と比較しても仕方ないですが、「韓国は財政パーティーを続けている」と警鐘を鳴らしています。

ただ「主要国は一斉に」ではありません。中国はいまだに金融緩和傾向にありますし(景気減速が明らかなので締めるわけにもいかない)、日本もまた引き締めには向かいません。それぞれの国に都合があります。

要は「何を優先するか」です。

韓国の場合、優先順位が金融当局の間で合意されていればいいのですが、「公約で言っちゃったから行わないと仕方がない」のであれば問題です。

新政府、『韓国銀行』新総裁のお手並み拝見――です。

(吉田ハンチング@dcp)

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