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韓国ストライキで「物流大乱」3日目!政府も大慌て「長引くと被害甚大」

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韓国はなにかというと「○○大乱」な国です。今度は「物流大乱」です。

2022年06月07日、『全国民主労働組合総連盟』(民主労総)公共運輸労組の貨物連帯本部は無期限のストライキに突入しました。本日で3日目です。

↑ストライキ3日目の様子を伝える韓国『YTNニュース』のYouTubeチャンネル

何が原因になっているかというと、2020年に導入された「安全運賃制」です。これは「運転手の適正な賃金」を保障するための制度です。過労や過積載、速度違反などを防止して交通安全を守り、必要な運賃を支払わない荷主には過料を科します。

この安全運賃制は期限付きで施行されたため、2022年末に効力を失うのです。

トラックの運転手の皆さんなど、労働組合員はこの制度の延長、運送料の値上げなどを求めてストライキに入りました。

本日で無期限ストライキ突入3日目ですが、「物が来ない」「製品の出荷ができない」とすでに小売店や工場、工事現場などから悲鳴が上がっています。

06月08日には業務妨害容疑で逮捕者が15人出るなど、混乱は拡大。韓国政府は、(やっとこさ国務総理=首相になった)韓悳洙(ハン・ドクス)さんが「経済と国民に重荷を負わせる」と懸念を表明。

09日には、元喜龍(ウォン・ヒリョン)国土交通部長官が「最大限早い時間で対話を通じて円満に解決する」と述べました。

このストライキが長引くと韓国の内需また輸出産業に甚大な被害を与えます。なにせ、『現代自動車』では「部品が来ないから自動車が製造できない」、建築現場では「ただでさえセメント不足なのに、ますます来なくなったじゃないか」などの悲鳴が上がっているのです。

「世界的なサプライチェーンの寸断」なんていいますが、韓国の場合には労組によるストライキがそれに一役買ったりしますので油断できません。

(吉田ハンチング@dcp)

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